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「女の一生」
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 本作はつい先日長崎に行ったこと、杉並から参加したAさんが「長崎で被爆者の体験を聞きながらこの本を思い出した」ことに影響され、読んでいなかったことも手伝って手に取りました。長崎に行く前に読むべきだったと後悔。

 幕末から明治の長崎を舞台に、切支丹大弾圧にも屈しない信者たちと、流刑の若者、清吉に想いを寄せるキクの短くも清らかな一生を描きます。

 本作において、外務省の役人であり隠れキリシタンを取り締まった一人である本藤は「日本の進歩のため」という言葉を頻繁に用います。しかし、彼が「日本」という言葉を示すと、その中で実際に生活している人々のことを全く考慮していない。

 主人公キクや清吉のような若い恋人達が苦しもうと不幸になろうと彼の心には何の呵責も起こらない。幕末から明治においては「日本の進歩のため」という大義名分のもと、多くの日本国民が犠牲になった時代でもあったと思います。

 当時の日本が直面していた問題と人が生きるということについて考えさせられる作品でした。

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金子けんたろう
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