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「人間の本性」

「人間の本性」

 今年の夏、杉並の有志が広島で行われた平和記念式典に参加しました。今月末には高円寺で報告会も行われます。過去、私も広島・長崎と訪問し被爆者の声を聞く経験をしました。青年がどんなことを感じたのか、報告会が楽しみです。


 以前、長崎の牧師さんが体験されたお話しをうかがったことがあります。通常の被爆体験とは違うものでした。


 十七歳で原爆を経験されたがトンネル内で勤労奉仕中だったため直接の被爆を免れられた。母を案じ家に向かうが、通常三0分の道のりが五時間かかったと言います。途中助けを求める小学生を振り切り、米軍機の接近に重傷を負った女学生を置き去りにして逃げ、数日前に自分のことを殴った先輩が瀕死の重傷を負った姿をみて「ザマ見ろ」と吐き捨てた。
 
 この牧師の被爆体験は、被害体験であると同時に加害体験です。牧師曰く「あの日私は人間の本性を知りました。逃げる、助けない、赦さない。それが人間の本性です」。牧師の戦後は、被害者としての苦しみと同時にあの日経験した「人間の本性」に対する罪責意識に向き合う60数年だったそうです。

 それが「人間の本性」であるなら牧師の悩みと無縁で居れる人はいないでしょう。「人間の本性」故に「仕方がない」と諦める人もいるでしょう。

 しかし、この牧師は「人間の本性に挑戦しよう」と長崎の子どもたちに呼びかけられた。「逃げない、助ける、赦す」ことに挑戦する意味は十分にあると。それが「平和をつくりだす」ということなのだと。

 平和の敵が「人間の本性」であるならば平和は自分自身の問題。相手にとって不足なし。じっくり向き合い、辛抱強くたたかっていきたいと思うのです。

金子けんたろう
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