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「楢山節考」考

1027日~119日は読書週間です。

 杉並区内の図書館では講演会や本の展示など様々な催しが開かれます。

 

本を読むことで、自分以外の人の人生や気持ちに触れることができる。本に親しみ、楽しんでもらう良い機会になればと願います。

私の家では読んでいない本がに溜まり、壁のようにそびえたっています。まれに、就寝中の私に倒れてきます。

 そんな中で、916日、敬老の日を迎えました。戦後の日本を支え、今の社会を作ってきた先輩たちに、そして日々支えてくれていることに感謝をしたいと感じました。

  深沢七郎の短編小説『楢山節考』を読みながら、いろいろ考えさせられました。

 

 

『楢山節考』は、民間伝承の棄老伝説をテーマとし、真冬の楢山へ欣然と死に赴く老母と、その孝行息子が胸のはりさける思いで背板に母親を乗せて姨捨てにゆく物語。

 

 

人間の汚さや醜さ、出来れば見たくない。そんな人間の本性、いや、自分自身の醜い部分を見せられる、そんな小説でした。とにかく出てくる人間が醜い。嫌なところをこれでもかと突きつけられます。

 舞台は貧しい信州の山村。その村では、七十歳になると口減らしのために老人は山に捨てられます。人のあさましさ。あさましくならざるを得ない貧しさ、そんな中にも存在する人間性。

 

  貧しさのせいで、男の赤ん坊は野に捨てられ、女の赤ん坊は売られることもある。食料を盗んだ村人は、それがばれると他の村人たちから家族全員生き埋めにされる。

 

この人間性が欠落したような状況を責めるのは簡単ですが、このような貧しさに置かれたら人はどういう行動を選択するのか。

 「思い上がるなよ、おまえだって一皮むけばこうなんだぞ」と言われているようでした。





金子けんたろう
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